本年4月13日より、まちづくり委員会の山崎雅章会長直属の10号公園整備委員会が発足、市担当者も交え、6回の検討を行った。市の整備基本方針(桔梗が丘造成以前からの貴重な自然を守り、同時に人々が憩える場とする)と昨年9月の代議員総会決議に基づき、まちづくり委員会答申、整備検討委員会答申、調整会議の結果の3案の相違点について、必要な調整を行った。メンバーは、広く全住民に公募し、区長会、まちづくり委員会、代議員会にも参加を呼びかけ11名が集まった。会議は多数決はとらず、話し合いで解決するという方法で行った。
22日の第2回代議員総会に提案する修正事項は次の通り。
公園内の照明灯については、明るいと便利な点はあるが、一方で好ましくない利用など、問題点も考えられ、時間消灯だと困ることもある。また、夜間の公園利用は推奨できないし、防犯上もよくない、1基数十万円以上の設置費用と維持管理費用は大きな負担、大災害時には使えなくなる。さらに、希少動植物、野鳥に悪影響を及ぼす、通勤時の通過利用などは、自己責任でお願いすると言うことで、設置しないことになった。
池の水上デッキ(木道)は、調整会議で業者の提案に応じて採用されたものだが、数千万円の設置費用と、その後の維持管理の手間、費用が大きな負担となる。また、水鳥が営巣しなくなり、希少動物の生育阻害や、危険性を増すとも考えられ、設置しないこととなった。
バリアフリー園路については、池を1周、場所に応じて狭くしたり、広くするなどと変更。
沈砂池については、水路と共に浅い水辺に親しめるものとして整備。
駐車場は設置し、各入口は車いすは通れるが、バイクや自転車は入れないよう工夫する。
東屋は車いすも入れる大きなものに変更する。こんご、公園利用規程や維持管理の問題もあるので、委員会では住民の検討委員会への積極的な参加を呼びかけている。
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